
目次
排水管から異音がする(*_*)・・・
今日は12月12日です。
今日も大変寒いですね((+_+))・・・・北海道では氷点下ですね。その北海道ですが、
サンマの不漁 3年連続
北海道ではサンマが不漁で深刻な問題のようです。そしてこの影響は缶詰などの加工業界にも及んでいるそうです。値段が高騰しますね。この気候にも関係しているのでしょうか?
冬の身支度
さて、これだけ寒くなってきますと、皆さんの朝の身支度ではお湯を使われているのではないでしょうか?
特に朝の身支度の中で、頭の寝ぐせ直しや、シャンプー、そして歯磨きや洗顔など、この時期は水では冷たくなってきましたね((+_+))・・水で顔を洗う方が「シャキッ!」とするのですが、ついついお湯に頼ってしまいます。
そして台所でも、この時期は食器洗いや料理の準備にもお湯を使われているのではないでしょうか?
排水管あたりから異音がする(*_*)・・「トントン」「ミシッ!」「パキッ!」・・
皆さんのご家庭ではこの時期に排水パイプから「異音」は発生してませんか?

排水設備
例えば排水パイプから「トントン」と音がしたり、「ミシッ!パキッ!」という音は無いでしょうか?わたくしの家では少しこのような音がする時があります。今日はこの排水パイプからの異音について調べていこうとおもいます。
排水パイプの異音について
皆さんのお住まいの配管でこのような音の出る配管というのはおそらく、このように、

天井などに吊下げられた配管
天井などにに吊りさげられている配管や、下の図のように

壁に固定されている縦配管
壁と並行に固定された縦の排水管や、下の図のように

住宅の基礎上の「転がし配管」
住宅の床下にある基礎のコンクリートの上を埋設せずに配管された「転がし配管」されている場合が多いとおもいます。特にこれらの配管は壁裏であったり、天井面であったり、床下であったりと、皆さんが生活しているすぐ隣にありますので、異音も大きく感じられます。そしてこのような、
屋外の排水設備
住宅の外にある配管では、
上の図のように、排水管は地中に埋められていますので宅内からは異音は感じないとおもいます。そして共にこれらの配管にはVUパイプやVPパイプと呼ばれる硬質ポリ塩化ビニル管が使用されています。
硬質ポリ塩化ビニル管 (通称 塩ビパイプ)
熱伸縮をします。
そしてこのパイプは樹脂製ですので、熱によって伸縮するのです。

熱によってパイプは伸縮をしています。
先程パイプは支持金具で固定されているとご説明しましたが、「固定されている中でパイプが引っ張られたり、縮んだりしています。」
排水用管材の線膨張係数
わかりにくい表ですね(^_^;)、これを簡単にご説明しますと、だいたい温度が1℃変わることによって、長さ1メートルあたり約0.07ミリ伸縮します。
ですから、
温度が10℃変わることで、長さ1メートルあたり0.7ミリ伸縮します。
お湯を流すと・・・・・
この季節は大変寒いですね。そしてこの配管が冷えた状態から暖かいお湯を流しますと30℃から40℃近くの温度差が生じます。
伸縮幅も大きい!!(*_*)//
この場合ですと温度差が約30℃ある場合、パイプの長さが1メートルあたり、約3倍の2.1ミリ伸縮します。
この伸縮によって、支持金具とパイプの間で音が出たり、伸縮時に支持金具や壁を伝って音が大きく聞こえたりします。配管から「トントントン・・・」とか「タ・タ・タ・タ・タ・・・」という音は配管の膨張によって起こっている場合が多いです。
夏場の塩ビ管
季節は違いますが、この塩ビパイプというのは熱によって反ってしまうこともあります。
このように日光等で管の頂上側の表面温度が上昇し、蓄熱すると、管頂温度の方が高くなり、多く膨張し、伸びてしまいます。これによって元に戻らずにパイプが反ってしまうこともあるのです。

排水は管底を流れます。
冬場の配管にも同じで、配管の底面を熱いお湯が流れますと、お湯が接している側の底面が膨張して、先程とは逆に反ろうとしますね。
この伸縮にも限界がありますので、限界を超えると配管が破損してしまう場合もあります。
上の写真のように、パイプとパイプの方向やサイズを変える「継手」部分に破断が起きる場合も多いです。
ですから、塩ビパイプの配管にはあまり高温のお湯を流さないようにしましょう!熱伸縮が大きい急激な温度変化には注意しましょう!
そして!
カップラーメンの湯切りには、「お水」も一緒に流しましょう(^O^)/
カップラーメンの熱いお湯などを捨てる時は、一緒に冷たい水を流しながら捨てましょうね!=^_^=
=^_^= 最後まで読んで頂き、ありがとうございます =^_^=
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