
都市ガスとプロパンガスについてガス種の違いについて
少し調べていこうと思います。
都市ガスとプロパンガスの違いについて!プロ向け通販専門サイト!ダンドリープロです。
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都市ガスとプロパンガスの違い
ダンドリープロでは都市ガス用の製品やプロパンガス用の製品を取り扱っております。
この、都市ガスとプロパンガスとは?ということで、そもそもガスコンロなどの調理器具のことですか?とか
ボイラーなどの給湯器のことですか?という質問に続くと思います。
まずみなさんのお住まいの地域は都市ガスでしょうか?プロパンガスでしょうか?
もう一つ、電気温水器やエコキュートなどの電気ですか?という質問になってしまうのですが、今回はガスの違いについて調べていこうと思います。
このガスについて、まず、普及率については現状、都市ガスが約53%ほどでプロパンガスが約44%、残りの3%程が簡易ガスになるようです。
都市ガスがプロパンガスを若干上回っております。それでは、別表のそれぞれの違いについて調べていきます。

まず、原料について、天然ガスはLNGと呼ばれる液化天然ガスで、主成分はメタンにて成り立っております。
冷却して液体にし、体積を小さくして運んできます。LPガスは液化石油ガスでプロパンやブタンが主成分です。
LPガスは、常温で圧縮して液体にし、運びます。カセットコンロのカセットガスボンベもブタンを使っています。
このカセットガスボンベも主成分を少し変え、低温でもハイパワーな火力を得られる商品もあります。
原料も大きく違いますが、相反する点として、都市ガスは「空気より軽い」LPガスは「空気より重い」です。
ですから、住宅のガス警報機は取り付けてある「高さ」が違うのですね。
高い位置にガス警報機が付いていれば恐らく都市ガスでしょう。あとLPガスは家の裏などにガスボンベがあると思います。
ボンベがあればLPガスでしょう。LPガスは常温で8気圧ほどの低い圧力で液化するので、ボンベに充填して使用することが可能なのです。
反して都市ガスはそれが出来ないので地中のガス管を使って、気体のまま各家庭に供給されます。
次の大きな違いは発熱量が違います。表にも記載しておりますがLPガスは都市ガスの2.18倍なのです。
一見すると、LPガスは「火力がすごい!」と思ったり、「それで中華料理屋さんとかはLPガスを使うのか」と思ってしまいそうですが、実は、LPガスは都市ガスの2倍以上の空気を混ぜて使うのです。
ガスコンロなどは、都市ガスの商品とLPガスの商品では火力は同じにしているようです。
ですのでガスコンロのノズルの大きさや穴の径が違うようです。
ガス種に応じて機器が変わりますし、ガス種の違う機器を使用することは必ずダメですので注意が必要です。
それに伴い、ガスホースやガスコックなども供給ガス種に応じた機器を使用することが必須となります。