
塩ビ継手について、ダンドリープロでも取扱いをしております
継手の種類や使い方について調べていこうと思います。
塩ビ継手について!プロ向け通販専門サイト!ダンドリープロです。
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塩ビ継手について
今回はダンドリープロでも取扱いをしております塩ビ継手について、ご紹介していこうと思います。
まず塩ビという言葉から調べていきますと、「塩ビ」とは、硬質ポリ塩化ビニールということです。
塩ビ製のパイプでVUパイプという商品がありますが、このVUパイプとはビニール薄肉の頭文字のようです。このVUパイプと、通称VPパイプと呼ばれる水道用硬質ポリ塩化ビニール管、VPとはビニールパイプの略称の様です。
VUパイプは(JIS K 6741)の薄肉管で戸建て住宅の排水や通気管などの、衛生設備の配管に使用されています。
VPパイプは(JIS K 6742)の一般管で集合住宅や戸建て住宅などの給水設備配管や排水、通気などの衛生設備配管に使用されています。ともにVUパイプもVPパイプも塩ビ製です。
そのパイプ用の継手があるのですが、それについて次の表にしてみました。

この塩ビ継手の性能と用途表ですが、まず継手には「TS継手」「DV継手」「VU継手」の種類があります。
HI継手という給水用の耐衝撃性の塩ビパイプや継手については、別途調べていきます。
ここでは先程のTS継手、DV継手、VU継手について調べていこうと思います。表のようにそれぞれ耐熱温度は60℃となっていますので、キッチンの食洗機などの高温の排水がある場合は継手に耐熱性のある継手を別途使用してください。
一般の排水用として、昨今の給湯機器はおおむね、給湯最高温度が60℃出湯ですので、最高温度を流し続けると継手の耐熱温度となってしまいますので、必ず温度の低い水など、混合水栓にて、混ぜ合わせて60℃より低い温度にて排水下さい。
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HT耐熱継手
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60℃を超える配管はHT耐熱配管を使用
写真のようにTS継手というのはまず、接合の圧力に耐えられるように受け口の長さが長く、テーパーが大きくなっています。
それに比べてDV継手では、写真のように受け口が短くて、テーパーも緩くなっています。受け口奥のストッパーまで差し込むことによって、パイプと継手の差し込み段差が出来ない様に設計されております。
VU継手もVUパイプに合わせて薄い肉厚の商品ですのでパイプとの接合部の段差は薄くなっています。
DV継手とVU継手は圧力の掛からない排水に使用してください。
写真のように同じ呼び径の商品でも本体のサイズがかなり異なります。

TS継手とDV継手比較
TS継手を基準に継手の種類について調べていこうと思います。排水用のDV継手とVU継手の特殊な継手は別途調べていきます。
写真のようにエルボ(曲り)チーズ(合流)ソケット(連結)を中心にTS接合の商品とバルブソケットやフランジなどのねじ接合の商品やフランジ接合の商品もあります。
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TS継手各種
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HIフランジ 1
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HIフランジ 2
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TSエルボ、45度エルボ
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異型チーズ各種
エルボでは90度のエルボやその半分の角度の45度エルボがあります。180度の曲りのないまっすぐな商品はソケットと呼ばれています。続いてチーズと呼ばれる合流の商品ですが、枝となる管が細いサイズの異径のチーズも存在します。
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TSねじ接合継手
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TSバルブソケットと水栓チーズ
続いて写真のようにねじ接合の水栓ソケットやオスねじになっているバルブソケットの商品もあります。このねじ部分が金属になってる「メタル入り」とか「インサート入り」と呼ばれる商品もあります。
接合にはTS接合、ねじ接合と次の写真のフランジ接合という方法もあります。
こちらはねじを外し、パッキンを交換することや、配管を外すことも出来ます。バルブ回りやポンプ回りによく使用されます。
このようにダンドリープロでは、様々な継手も多数取り揃えております。