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真鍮と砲金の違いについて

真鍮と砲金の違いについて、ダンドリープロでは材質の違いや
使用方法などを比べていこうと思います。

真鍮と砲金の違いについて!プロ向け通販専門サイト!ダンドリープロです。
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真鍮と砲金の違い

真鍮と砲金の違いについて、ダンドリープロではバルブや継手に使用されているこの2種の金属について、いろいろと調べていこうと思います。

まずこの「真鍮(しんちゅう)」と「砲金(ほうきん)」ですが、読めましたでしょうか?真鍮という字は難しいですね。
読むことが出来ても、なかなか書き表せないような難しい漢字ですが、この漢字の意味を理解しようとじっくりと見てみますと「真の鍮?」「鍮?」難しいですね。この件について調べてみました。

まず真鍮ですが、「真正な鍮石(ちゅうじゃく)」ということのようです。
この鍮石というのは、古く16世紀の中国の博物書に銅と酸化亜鉛鋼を不純物などを取り除いて純度を高めたもの鍮石と呼んでいたそうです。
結論、銅の合金のようですね。

真鍮砲金)製品

真鍮(黄銅)製品

同じく今度は「砲金」についても調べていきます。砲金も先程の真鍮と同じく、銅の合金のようです。
同じような銅の合金なのですが、こちらは銅Cuと錫Sn(すず)の合金です。一般的に銅が90%錫が10%程の合金で、粘り強さに優れた性質から、昔は大砲の砲身に使われていた金属のようです。そこから名前の由来があったようです。

砲金(青銅)製品

砲金(青銅)製品

真鍮と砲金について解説してきましたが、この2つには違う言葉もあるのです。それが「黄銅」と「青銅」なのです。
先程から真鍮と砲金について調べましたが、共に「銅」と○○の合金ということがお解り頂けたと思います。
もう一度おさらいしますと、真鍮は銅Cuと亜鉛Znの合金で、一般的に銅が65%、亜鉛が35%ほどの合金で、「黄銅」とも呼ばれています。身近なところでは、五円硬貨があります。

その他にも写真(右上)のように、トイレの洗浄管、便器の給水スパッド、楽器では金管楽器などに使われています。

この金管楽器の別名のブラスは黄銅の英名に由来しているようです。
このような楽器が主体の楽団などをブラスバンドと言いますね。五円硬貨や楽器などからもわかるように「金(きん)」に似た美しい黄色の光沢をしています。
そして、砲金は銅Cuと錫Sn(すず)の合金で、一般的に銅が90%、錫が10%ほどの合金で「青銅」とも呼ばれています。

身近なところでは、十円硬貨があります。十円硬貨は銅の成分が少し多くて、銅が95%、亜鉛が約4%、錫が約1%となっています。オリンピックの銅メダルもこの青銅ですし、古くは武器などにも使われ、鉄が普及する前の時代では多く使用されていました。ブロンズ像などもこの青銅で作られることが多いです。この合金の表面に出た錆、すなわち緑青(ろくしょう)の青色から来ているそうです。硬さと強度は「鉄」よりは劣りますが、なによりの特徴が鉄より錆びにくいのです。

真鍮と砲金の違い


商品としては、砲金継手やバルブなどにも使われていますが、青銅製品はその錆びにくさゆえ、埋設が可能な商品もあります。
そしてよく砲金の事を「BC」と略した表記などをしますが、これは「青銅の鋳物」、「ブロンズキャスト」から来ているようです。
このように材質で埋設が出来る商品、出来ない商品などに分かれますので、使用する場所などに応じて材質を選ぶ必要があります。