ミストシステムについて！ダンドリープロ

ミストシステムについて

まずミストシステムについて調べていこうと思います。まず「ミストシステムとは？」ということですが、まず「水」を使いその水を細かな「霧状」にして水を噴射させる装置のことです。最近では、駅前であったり、ショッピングモールの屋外など、人が多く集まるところに導入されていますね。暑い夏にこの霧を浴びると涼しく感じ、近年の熱中症対策にもなっていると思います。このミストシステムは夏場の暑さ対策だけではありません。その色々な用途もご紹介していきます。 　

まず、第一としては、先程述べました「冷房効果、冷却効果」があります。クーラーなどの機械を使い、設置場所を冷房しようとすると、クーラーからの前方は冷たい冷気が噴き出すのですが、一方で、後ろから熱く熱せられた排気熱がでます。よって空間全体が部分的にしか冷却できません。
しかし、ミストシステムにて水を噴射した場合、排気熱などが出ないので設置した場所全体を冷却することができます。昔ながらの「打ち水」とよく似ておりますが、相反する使い方をします。ミストは日中の気温の高い時間帯に散布を行え、ミストが短時間で気化し続けることが出来るので周辺の湿度を上げることなく、効果的に冷却を行うことができます。

ミストが気化せずに地面に落ちてしまうようでは、湿度を上げてしまったり、地面を濡らすことにもなりますので、この場合の使い方では、ミストの出る高さやミストの水量などを調節して、空間を漂い気化させるように調節することが重要です。

第二の効果として「防臭効果」があります。
ミストを噴射することによって臭いのもとになる物質を吸着し消臭する効果があります。ですからゴミの集積場などや、養豚場、養鶏場などではミスト装置を導入し、悪臭対策を行っている企業があります。

第三の効果として「加湿効果」があります。
冷却効果では、ミストをうまく気化させ、設置場所の温度を下げるように調節するのですが、加湿の効果として、例えば「ビニールハウス」などの空間内でミストを噴射し湿度を調節することができます。よりよい湿度を調節することによって、野菜やくだものもおいしくなります。農業の生産以外では紙や繊維工場、印刷工場などの湿度を保つ必要がある業界にもミストは重要な役割をもっています。

第四の効果として「防塵効果」があります。
ミストを噴射することによって、空気中に拡散し、非常に小さな粉塵などを包み込み地面に落下させる効果があります。これによって、ホコリなどが舞い上がるのを防ぐことができます。

例えば、ホースなどで水の粒子が大きな状態で散水しても、チリなどの細かい物質は水の粒子の表面をすり抜けるように流れて、水粒子に捕獲されないのです。しかし、水の粒子を細かくし、チリの大きさと同じくらいの大きさで、噴霧できれば、チリは細かな水粒子に衝突し、一緒に地面に落とすことができるのです。ですから、ホコリの多い環境の建築現場や採石場、製材所などで、有効な粉塵対策をとることができます。 　

これらを読んでいただければ、ダンドリープロでも取扱いをしています「ミストシステム」がより広い用途にお使いいただけると思います。